くまーじょ様の辛口！コスメ裁判所「ジバンシー　スキンドリンク　クレンジング　ウォーター（メイク落とし）」

★ジバンシー　スキンドリンク　クレンジング　ウォーター（メイク落とし）です。


 

出ました、メーカーの実力が出やすい・・・クレンジングですよー。

コレ、名前が面白いな～と思って、覚えていました。(^^;)

メーカーの売りは・・・

化粧水レベルの保湿力を誇る、瞬間クレンジング

だそうです。

いわゆる「拭き取り型」のクレンジングなので・・・コットンに含ませて、いきなりメイクを拭き取るだけでOKです。

ジバンシーもこう言うタイプを出すのかー、と思いつつ、公式サイトを確認すると・・・

疲れていてメイクを落とすのも面倒、でも肌はケアしたい。
そんな女性に最適な、新たなるスキンケア習慣です。

って書いてある。

おー、確かにあるあるですね～。

もう、仕事終わりで、一刻も早くバタンキューしたい時ってある！

ジバンシーの中の人も、疲れているのかなあ。（笑）

お値段は、200mlで4,800円（税抜）なので、高級ブランドとしてはまあまあでしょうか。では、成分から見て参りましょう。


 

これは、シャバシャバで、もし香りがなければ、本当に水のようなテクスチャーですね。

華やかでフレッシュな香りですが、控え目な香り方で・・・たっぷり出しても鼻にツンとくることなく、香りを気にせず量を調整できます。

トロミが一切ないので、乾いたタオルに水を垂らした時のように、一瞬でコットンに吸収されます。

誤って出しすぎると、ポタポタ垂れてきてはしまうものの、パッと準備できるのは便利だなと思いました。

しかし使用感は、残念ながらイマイチで・・・コットンがヒタヒタになるまで染み込ませても、やはりお肌との摩擦が気になってしまいます。

何の変哲も無い水のように見えて、重ねてつけた濃いめのアイシャドウやチークが広がらないのは、素晴らしい効果だと思います。


 

が・・・コットンにはしっかり汚れがついているので、どうしても取れた汚れを、そのまま顔に擦りつけているような気分になりました。(>_<)

コットンへの馴染みは悪くなってしまいますが、少しでもトロミをつけた方が滑りが良くなり、お肌への負担を軽減できるのではないかな？、と思います。

ただ、トロミがないおかげで、オイルクレンジングを使った時のような、ベットリ覆われた感覚が一切なく、終始クレンジングをしているとは思えないほど、お肌が軽くサッパリしていたことが印象的です。

朝、しっかり叩き込んだファンデーションも、サッと撫でるだけで落ち、ベースメイクは問題なく落とせました。

が、さすがにウォータープルーフのマスカラは完全には落とせず・・・目の下に、黒い粉のような物が残ってしまいました。

この辺は一長一短ですが、致命的なのは・・・目にもの凄く沁みたことです。(*_*)


 

きちんと目を閉じて、アイメイクを落としていたのですが・・・レモンの汁が飛んで入った時のような、ピリピリとした刺激があって痛かったです。（エーン）

箱を確認しても、特に目元に使用してはいけない、という記載はなく・・・単純に、私に合っていないだけなのかもしれませんが、もう使いたく無くなりますよね。

というのも、「目に沁みる」＋「ウォータープルーフのマスカラが落ちない」となると・・・こちらとは別に、アイメイク専用のリムーバーが必要になるからです。

私にとってクレンジングは、目元のメイク落ちが購入を決める重要なポイントです。

アイメイク以外のベースメイクを落とすだけなら、正直ドラッグストアで安価に売られている、「メイクも落とせる洗顔」などの商品で十分ですよね。

こちらは使用した後、普段クレンジングをした後に化粧水をつけた状態と同じくらい、しっかり潤っていて安物とは違うのはわかりますし、乾燥が気になる方には画期的なアイテムなのかもしれませんが・・・メイクが全て落とせないという、根本的な問題があるので、私には購入は考えられないです。

あまりアイメイクをしない人なら、アリかな。

（※追記　公式サイトをよく見ると・・・「ウォータープルーフのアイメイクは落ちないので、リムーバーを使ってね」と書いてありました。そもそも、そう言うコンセプトの商品みたいです。）

♪ジバンシーの公式サイトはこちら
http://www.parfumsgivenchy.jp/