くまーじょ様の辛口！コスメ裁判所「アルビオン　エクシア　アンベアージュ　ホワイトニングミルク（美白乳液）」

★アルビオン　エクシア　アンベアージュ　ホワイトニングミルク（美白乳液）です。


 

アルビオンの・・・美白乳液です！

で、コレ・・・女性誌のMAQUIA（2017年8月号）で特集していた、2017年上半期ベストコスメで、乳液部門の2位に入っていました。

2位とは、なかなかやりますよねー。

その、MAQUIAの選考理由を見ると・・・

「乳液史上、最高に好きな一品。」
「ハリ、ツヤ、明るさ、潤い、そしてキメ、全てが満たされる。」
「リッチでコクのある乳液は、ごわつき、くすみに悩む肌の救世主的存在。」

などなど、絶賛の嵐です。

くすみの改善はもちろん、使用感が抜群に良い、と言うのが高評価の理由のようですね。

で、一応メーカーの売りを公式ページで確認すると・・・

「なめらかで充実したコクのあるベース。」
「肌の上で、豊かにのびひろがりながら肌に溶けこむようになじむ上質な感触。」
「肌を柔軟にし、しなやかなハリのある明るい肌に整えます。」

だそうです。

コクがあるのに、しっかり肌に浸透して、柔らかくしてくれることで、上質感を出しているようですね。

では、高級品に相応しい、「くすみの改善」と「上質な使用感」をどう表現してくれるのかを中心にチェックしましょう。

お値段は、200gで18,000円（税抜）なので、高級ラインながら結構強気な設定でしょうか。では、成分から見て参りましょう。

お、美白の有効成分として、トラネキサム酸を使っていますね。


 

これは・・・白色の乳液で、固すぎず、柔らかすぎずちょうど心地良い滑らかさです。

やさしいローズっぽい香りで、くどくないのが良いですね。

2回分あったので、夜と朝に連続で使ってみました。

まず、1回の使用量だというサンプル1包分3.0gを出してみましたが、「嘘でしょ？」と思うくらいの大量に驚きました。

大きめのコットンに、こんもりと山ができるほどで・・・これをどうやって肌にのせていけばよいのか、戸惑ってモタモタしているうちに、垂れて服につけてしまいました。(-_-;)


 

う～ん、これは慣れないと非常に使いづらいなあ。

両頬とおでこ、鼻、あごに乳液をのせ、コットンでくるくると伸ばしていきます。

予想通り量が多過ぎて、顔全体が真っ白になってしまいました。(*_*)

内側から外側へマッサージしながら伸ばしていくので、顔の端に乳液がたまって少々不快です。

もっとも、コットンでつけると、手が直接肌に触れないので摩擦は少なく、肌にはやさしいのかも、と感じました。


 

浸透のスピードは・・・特に早くもなく、量が多いので、いつまでも肌の上に残ってべた付いてしまいます。(>_<)

結局、最後は手でなじませ、それでも余ったので首や手の甲にもたっぷり付けました。

油分はかなり多めで、もう他にスキンケアはいらないほど顔がテカテカになりましたが・・・試しに、その後化粧水を付けてみると、意外なほどサッと肌に入っていきました。

クリームのなじみも非常に良く、乳液ってやっぱり必要なんだと改めて実感するほどで、この点はとても好印象でした。

使用後の肌は、いつまでたってもしっとりしていて、保湿効果は文句なしに高いです。


 

美白効果は・・・すぐには感じませんでしたが、心なしか毛穴が小さく引き締まっているようにも感じました。

使い終わったコットンを見るとうっすらと黄ばんでいたので、もしかしたら洗顔で落ちなかった毛穴汚れをふき取る役割も果たしているのかなと思います。

翌朝まで油分はしっかりと残っていて、洗顔の際にもヌルッとするほど保湿されていました。

もともと私は、おでこ、鼻のあたりが油分過多なので、ちょっと脂っぽくなり過ぎな感じもしました。

偶然かもしれませんが、小さな吹き出物ができていたため、必要以上に油分を取り過ぎてしまっていたのかもしれません。


 

次に・・・朝、2回目の使用の際は、コットンに乳液をよくなじませて、ヒタヒタにしてから塗ってみました。

今度は垂れることもなく、スムーズにつけることができましたが、昨晩と同じく使用感はあまり好きにはなれませんでした。

しかし、やはり肌を整える効果はあったようです。

上からファンデーションを塗ってはじめて気付いたのですが、ノリが非常に良くなっていて驚きました。(^O^)

肌にきれいな艶が出て、気になるくすみも多少は取れているようです。


 

昨日からうっすら感じていた、毛穴への効果が現れたのか・・・滑らかな質感になっていたのも嬉しく思いました。

手間をかけてスキンケアした努力が報われたようでした。

スッピンの時には目立った変化は感じなかったものの、メイクをすると肌がかなり調子が良いと分かったのは意外でした。

眼で見てはっきりとは分からなくても、ひそかに肌のコンディションを整えてくれていたということでしょうか。

で、評価ですが・・・チョッと難しいですね。


 

2回の使用で、保湿、毛穴、くすみ、艶に多少なりとも効果があり、明らかに肌の調子が良くなりつつあるのを感じたので・・・多少の面倒を我慢してでも、もう少し使ってみたいかも、という欲は湧いてきました。

しかしながら、やはり使い方が独特で面倒ですし、指定の量を塗るとどうしてもべた付きが気になってしまうため、今以上に油分過多になりそうなところは気になります。

逆に、自分であれこれ手探りで調整するにしても、最適な使い方を見つけ出せるかどうか、分かりませんし。

で、結局、毎回結構な量を使うとなると・・・すぐになくなってしまいそうなので、200gで18,000円というのは少々コストパフォーマンスが悪い気がします。

まあ、気軽に買える価格帯の商品ではありませんので、このシリーズでもう少しサッパリしたタイプが出たらいいのにな、と思ってしまいます。(・_・)

「惜しい、あと少し改善してくれたら・・・」という感じですかね。

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http://www.albion.co.jp/