有名化粧品を本音で暴露!@コスメの口コミは嘘か本当か?
★THREE トリートメント クリーム(クリーム)です。
THREEの・・・クリームです!
このラインは、THREE トリートメント ローション(化粧水)と、THREE トリートメント エマルジョン(乳液)を試してきましたが・・・いずれもかなりの高評価でしたので、今回のクリームも使って見ることにします。
それと、私は見逃していたのですが・・・女性誌の美的で特集された、「賢者が選ぶベストコスメ」のストレスケア部門で2位になっていたそうです。(公式サイトに記載あり)
で、改めてメーカーの売りを公式ページで確認すると・・・
「外界に対する肌の保護力を保つことを目指したクリーム。」
「なめらかにのび広がり、しっとりとしたうるおいを内部(角層)に宿らせる一方で、バリアを張りめぐらせるように肌表面をすべらかに整えます。」
「リッチなうるおいがすみずみまでめぐり、ハリのある健やかな肌へ。」
だそうです。
えっと、外界に対する保護?
何だか、漠然とした文章ですが・・・あまり多機能なクリームでは無さそうな印象を受けますね。(^^;)
まあ、やたらアレコレ盛り込んで残念な結果になってしまうよりは、シンプルに徹するのも、アリかも知れません。
下手なメーカーだと安っぽくなってしまうところでも、THREEなら上手くまとめてくれそうで、期待が持てます。
では、THREE自慢の「リッチな潤い」と「上質な使用感」を、どう表現してくれるのかを中心にチェックしましょう。
お値段は、26gで8500円(税抜)なので、高級ブランドとしてはまあまあでしょうか。では、成分から見て参りましょう。
これは・・・濃い白色の、柔らかなクリームです。
見た目にはみずみずしく、緩いテクスチャーのように見えますが・・・手の甲に出すと、こんもりと厚みがあり、指先で触るとしっかりとした角が立つので、意外にも粘り気がありそうです。
香りは、同シリーズ独特のスパイシーなアロマ系。
化粧水、乳液とシリーズで使ってみているうちに、すっかりこの香りの虜になってしまいました。(^O^)
なんだか、嗅ぐだけで落ち着くので、癒やし効果を出すために、かなり考えて調合されているのでしょう。
説明書通りに、顔の数カ所にクリームを置き、内から外へハートを描くように伸ばし、広げてみると・・・ストレスなくスルスルと伸びる一方、肌にピタッとくっつくような密着感もあります。
感覚的には、白いクリームが透明になるまで伸び切ったところで、スッと肌に吸収されて、マスクのように貼り付いているイメージです。
クリームは、緩すぎると保湿力がもの足りず、硬すぎると伸びが悪くべたつきの原因となってしまいますが・・・この商品はというと、伸びはほど良く、密着度も高いので、かなり理想に近い塗り心地ですね。
欲を言えば、もう少しだけ緩く、滑らかだと、さらに気持ちいいかな~とは思いますが、塗り心地としてはかなり良い方です。
サンプル1包1gを全部出し切ると・・・顔全体と首元まで、隅々にクリームが行き渡りました。
手の平で、肌を触ると・・・ほんの少しだけペタッとくっつく感覚がありますが、すぐに離れるので不快感はありません。
95%の成分が肌に浸透して、残り5%が肌表面に残ってカバーしているといった印象ですね。
鏡を見ると・・・あまり艶は出ておらず、マットな質感。
乾燥ジワなどは、きれいに消えていますが、少し肌の赤みなどの色ムラが目立つかな?と思いました。
毛穴の凹凸などには変化がなく・・・くすみ、ハリも、特に改善されていないもようです。
端的に言うと・・・保湿感以外は、何も変化がないという感じでした。
これは、少しがっかりです。
クリームは、スキンケアの一番最後に使うものなので、良くも悪くも、肌の印象や質感に、最も影響を与えてしまいますが・・・こちらは、艶さえ出ていない。
保湿力は高そうなので、乾燥ぐすみは消えても良さそうなものなのに、なぜか肌色も暗いまま。
ここで何か「スキンケアをした甲斐があった」と思える良い変化がなければ、やはりテンションが下がってしまいます。(-_-;)
とはいえ・・・肌のコンディション自体は、なかなか良く、その後ファンデーションやメイクのノリの良さを感じられたのは良かったです。
そして、時間が経っても肌が乾くことなく、なおかつ、嫌なテカリが発生することがなかったのも嬉しいポイントでした。
さらに驚いたのは、夜の洗顔時で・・・メイクを落としている最中に、肌がいつもよりもヌルっとしていて、油分が多めなのを感じました。
テカリや皮脂浮きはなかったのに、肌にはしっかりと保湿成分が残っていたんだなと実感。
これなら、冬の乾燥にも耐えられそうだと、頼もしく思いました。
評価は、とても難しいですが・・・この商品は、あとちょっとだけ魅力が足りないように感じました。
同シリーズの化粧水や乳液と同じく、肌のコンディションをしっかりと整えてくれている実感があり、特に保湿力がとても高く、なおかつ皮脂過多に転ばなかった点は、とても好きになりました。
また、香り良し、テクスチャー良し、塗り心地良しと、使用感に関しても、かなり印象が良かったのも評価できます。
しかしながら・・・同シリーズの化粧水、乳液とは異なり、塗った直後の肌の変化が、ほとんど何も得られなかったのが気になりました。
詳しく言うと、艶や透明感がない。
化粧水や乳液も、肌に劇的な変化をもたらすことはなかったのですが・・・「何かいつもより肌つやがいい」「健康的に見える」といった、ほんの少しの満足感は感じさせてくれました。
残念ながら、それがこのクリームには無く、ゆえにせっかく時間をかけて塗っても楽しくないんです。(・_・)
もしかすると、化粧水、乳液も合わせてセットで使えば、理想の自然な艶肌が得られたのかもしれませんが・・・クリーム単体で評価すると、合格まであと一歩の感じです。
前述の通り、クリームは肌の仕上がりに最も影響を与えるものなので、どうしても評価は辛口になってしまいます。
価格も8500円と、化粧水、乳液よりも少し高めなので・・・それに見合う効果がなければ、今すぐ欲しいとまでは思えませんでした。
かなり、惜しいですね。
♪THREEの公式サイトはこちら
http://www.threecosmetics.com
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